「小泉さんはネット上で叩かれたことを気に病んでいる」 人寄せパンダとして酷使される河野太郎、小泉進次郎

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人寄せパンダとして酷使

“人寄せパンダ”に徹して奔走するのも捲土重来に向けた第一歩だろう。

 同じく日々、街頭に立ち続けるのは総裁選で河野氏を支援した小泉進次郎前環境相である。インスタでは横須賀中央駅前でビラ配りをする本人の動画を配信。スカジャン仕様のマスク姿をアピールするあたり、“らしさ”も失われていない。

 だが、男泣きで男を下げ、大臣から外され、これまでにないほど批判的な言葉を浴び続けたことは響いた様子。さる地元の市議が言う。

「小泉さんはネット上で叩かれたことを相当気にしていて、口癖のように“今回は厳しい選挙になるかもしれない”と漏らしています。そのため、応援演説の合間を縫って、地元の後援者と語り合う時間をかなり増やしている印象です」

 だが、小泉純一郎元総理の実弟で、私設秘書として長らく地元で支え続けた小泉正也氏はこう語る。

「進次郎は打たれ強いし、父親からは“無役の代議士が最も有権者の声を聞けるんだ。役にこだわるな”と言われてきた。選挙にも不安はなく、むしろ一票でも上積みしたいと考えて辻立ちをしている。批判されたといっても、応援演説にはひっぱりダコですからね」

 パンダとして過ごす雌伏の時が報われる日は来るか。

週刊新潮 2021年10月28日号掲載

特集「『ポエム進次郎』の次は『オカルト』で環境省“戦々恐々” 『山口壯』大臣が前総務大臣『武田良太』を呪い殺す」より

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