山口環境大臣に“秘書の給与ピンハネ”疑惑が 「毎月5万円か10万円を戻せと要求された」

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「事務所を通してください!」

 さて、一連の疑惑に山口大臣はどう答えるのか。携帯電話を鳴らし、質問しようとするも、

「用はないです。事務所を通してください!」

 すごい剣幕で激高され電話を切られてしまった。よもや本誌(「週刊新潮」)に呪いをかけるつもりなのか。(「山口環境大臣、“凄絶パワハラ”で秘書が大量逃走 オカルト団体に傾倒で武田良太氏を『呪い殺す』」を参照)その山口事務所は書面で回答。勉強会の会場費肩代わりについて、

「北東アジアに関する情報や意見交換をする貴重な場であり、私的な会合ではありませんし、政治団体でもありません。したがって貴誌の理解は誤解という他ありません」

 しかし、先の上脇氏は、

「マスコミなどを招いた政治的なテーマの勉強会ですから、明らかに政治活動といえます。政治活動であれば、政党支部または政治団体が主催して、その政治資金収支報告書に記載をせねばなりません」

 さらに秘書給与ピンハネにも事務所は真っ向反論。

「事務所の窮状を見て任意に寄付をしてくれた秘書はおります。貴誌のご指摘は事実に反します」

 と言うも、給与の寄付と要請が事務所で常態化していたのは前述した通り。で、武田良太前総務大臣への「呪い」は?

「ご質問の事実はありません」(同)

 先の経営者が憤慨する。

「いつか“先生、宗教はほどほどにしないといけないよ。政治家は人の役に立つ仕事。宗教のためじゃないでしょ”と言ったんですよ。それでも宗教をやめるわけでもないですし、秘書とのトラブルも絶えないので、山口さんには昨年“応援やめさせてもらいます”と縁を切りました。そうしたら後援会の人に“俺をとるならあの人とは付き合うな”と言って回っている。人間が小さいですよ」

週刊新潮 2021年10月28日号掲載

特集「『ポエム進次郎』の次は『オカルト』で環境省“戦々恐々” 『山口壯』大臣が前総務大臣『武田良太』を呪い殺す」より

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