眞子さま今日で30歳 週刊新潮はどう報じてきたか 印象に残る「成人式のお祝いの会」

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そして小室圭さん

 週刊新潮は出国と帰国のタイミングで、記事を2本掲載している。1本目は「『眞子さま』が公務中断で留学する『英大学院』の魅力」(14年7月3日号)、2本目は「英留学から帰る『眞子さま』のキラリと輝く研究対象」(15年10月1日号)だ。

 2つの記事を要約すると、レスター大学の教育レベルは高く、眞子さまは「博物館におけるオブジェクトの解釈の可能性」と題する修士論文を書き上げたというものだ。

 19世紀のチェコのガラス工芸家・ブラシュカ父子が作った海洋生物の模型「ブラシュカグラス」がテーマに選ばれており、博物館における展示方法について研究したものだという。

 記事には美術史家が取材に答え、《日本のガラス作家でも、知る人はごく僅かだと思います》と解説している。着眼点の評価が「キラリと輝く研究対象」のタイトルに反映されたわけだ。

 次に眞子さまの名前が紙面に登場したのは17年5月25日号の「一橋大大学院生と秋篠宮家眞子さまご婚約のタイミング」だった。

 タイトルにある「一橋大学院生」は、むろん小室さんを指す。短い記事で、眞子さまと小室さんが2012年ごろ、留学のための意見交換会で出会ったといった事実が簡潔に記されている。

 もちろん、金銭トラブルについての言及は全くない。この記事から約4年と数カ月が経った。お二人は10月26日に結婚する。

デイリー新潮取材班

2021年10月23日掲載

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