ホリプロ「小島瑠璃子」と「井上咲楽」の明暗 こじるりは大先輩たちと同じ道を歩む

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「椅子取りゲーム」に敗北

 小島瑠璃子はホリプロに所属している。興味深いことに彼女の現状は、かつての先輩が歩んだ道と全く同じだという。

「榊原郁恵さん(62)、山瀬まみさん(52)、井森美幸さん(52)といった人気者でも、露出が増えてギャラが上がると出演依頼が減り、それでも自分にしか出せない魅力を視聴者にアピールすることで再び這い上がり、またギャラが上がって減少……を繰り返し、現在のポジションを獲得したのです。うまくいけば小島さんも、先輩たちと同じ道を歩むことになるでしょう」(同・ディレクター)

 芸能界は「椅子取りゲーム」と言われる。テレビ番組に出演できる「枠」は限られている。

「小島さんのポジションを食ったタレントと言えば、藤田ニコルさん(23)と滝沢カレンさん(29)でしょう。次はファーストサマーウイカさん(31)と、みちょぱこと池田美優さん(22)だと思います。残念なことに今、番組の企画会議で小島さんの名前が出ることはありませんね」(同・ディレクター)

 小島瑠璃子への逆風は、これにとどまらない。

ライバルも出現

「大きく言って2つあります。1つは『サタデープラス』の裏番組である、『土曜はナニする!?』(フジテレビ系列・関西テレビ制作・土・8:30)の好調です。4月4日にスタートし、初回視聴率は6・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、リアルタイム、世帯:以下同)でした。以来、5%後半から7%台をキープしています。一方の『サタプラ』は4%台。MCの1人である小島さんの責任問題に発展してもおかしくありません」(同・ディレクター)

 2点目は、小島が所属するホリプロから若手の成長株が現れた。それが井上咲楽(22)だ。

 榊原、山瀬、井森、小島、そして井上も、ホリプロタレントスカウトキャラバンで見出された女性タレント。

 井上は2015年にデビューし、ゲジゲジの太眉が一部で話題になっていたが、“鳴かず飛ばず”の時期もあった。ところが昨年12月、テレビ番組で眉毛を整える、と一気に注目度がアップした。

「ホリプロ期待のバラエティタレントで、会社一丸となって井上さんを売り出しています。スカウトキャラバンの決勝大会では一人漫才やモノマネを披露するなど、もともとバラエティ番組向きのキャラクターでした。眉毛の話題は今も続いており、写真集の『さよならMAYUGE』(幻冬舎)や『遅咲きの花』(電子版限定:週刊プレイボーイ)も、なかなかの売上と聞いています」(同・ディレクター)

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