相棒Season20「水谷豊」「反町隆史」は永久相棒の可能性 問題は杉下右京の年齢か

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マリコとの共演も

「どうするでしょうね。視聴率も高いですし、テレ朝の上層部も番組を終わらせる気持ちなどありません。万が一、水谷さんが体調を崩すとか、ご本人から辞めたいという話があるまでは続ける気のようです。水谷さんもシリーズを追うごとに、脚本がどんどん進化していることに満足されているようです。水谷さんも来年は70歳ですが、少しでも脚本が良くなければ、きちんと意見します。そのためにも脚本家は、どんどん新しい人を取り入れて競わせているんです」

 Season20の第1話は、久しぶりに本田博太郎が、17年前に演じた朱雀武比古(元内閣官房長官)役で登場するという。テレ朝では前クールの「緊急取調室」(主演・天海祐希)で、初回に桃井かおりが登場して話題となったが、「相棒」では大物ゲストはないのだろうか。

「本田さんが朱雀を演じた回(Season3)は、ファンの間では名作として有名ですからね。久しぶりの登場を楽しみにしている人も少なくないと思います。歴史ある『相棒』は、これまでにも大物ゲストは多く出演してきましたし、今後も過去の出演者が出てくる脚本作りをしているようです」

 本田といえば、宮藤官九郎が所属するグループ魂が歌にしたこともある、硬軟演じ分けられる名バイプレーヤーだ。最近では内藤剛志の「警視庁・捜査一課長」(テレ朝)で、どこからともなく現れる刑事部長(「相棒」では片桐竜次が演じている)役で“ひとりコント”を演じているが、「相棒」では久しぶりに重厚な演技が見られるかもしれない。

「テレ朝の上層部は、『科捜研』の沢口靖子さんには、いつか『相棒』に出てほしいという考えもあるようです」

 マリコと右京という空気を読まない2人の共演は、話題を呼ぶに違いない。

デイリー新潮取材班

2021年10月13日掲載

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