斎藤佑樹の第二の人生は?「キャスターには不向き」政治家転身の方が有力な理由

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 とうとうユニフォームを脱ぐことになった日ハム・斎藤佑樹(33)の「第二の人生」に注目が集まっている。スポーツキャスター、球団スタッフ、早大監督、政治家……。様々な予測が飛び交っているが、はたして本人の胸中は?

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自分に関する週刊誌記事は遠ざけてきた

「よくあんなにボロボロになるまで頑張ったと思いますよ。最後の2年間は一軍登板すらありませんでした。ここまで続けられたのは、本当に野球が好きだったからでしょう。外野でなんと言われようとも自分を貫く『鈍感力』があった」

 こう振り返るのは、斎藤と付き合いの深い球界関係者である。

「自分に関する週刊誌記事は、極力見ないようにして精神状態を維持し続けてきたと聞いています。あのマイペースさがなければここまでは持たなかった」

「ハンカチ王子」の愛称をひっさげ早大から鳴り物入りで球界入りしたものの、最高年俸は3500万円止まり。11年目の今季は1250万円とサラリーマン並みに落ち込んだ。懐事情からも、しばらくゆっくり休んで、というわけにも行かなさそうだ。

 早速、知名度に注目しテレビ局や芸能事務所が熱い視線を送っているというが、「テレビキャスター・タレント転身説」について周辺は否定的に見ている。

「テレビ向きじゃないですよね。コミュニケーション力は決してないわけではないのですが、機転が効いた喋りは絶対ムリ。バラエティ番組などもってのほかです。彼についてよく言われる評価は『自虐ができない人』。笑いを取るにはどうしてもそういうところが必要でしょう。よく田中将大と比較され続けてきましたが、俺なんかマー君に比べて……、とは絶対に言えない人でした」

夢見がちでプライドだけは高い

 いまバラエティ番組でひっぱりだこになっている元チームメートの杉谷拳士について話題になったとき、「俺にはアイツがやっていることできないよな」とこぼしたこともあったという。

「裏返すと、『彼みたいにはなりたくない』ということかもしれません。ああ見えて、プライドだけは高いんです。コーチや指導者にも興味がないと語っていたことがあります。引退した選手が辿っていく同じ道を歩みたくないと考えている節がある。自分には人には出来ない道を歩むんだ、みたいなね」

 ただし、コーチや監督業に関していうと「早稲田に戻るならばありうる」という。

「自分の原点である高校野球に対する思いは強い。それこそ、彼にしかできない道にもつながります。これまでも早大野球部OB会が主催する野球教室にも参加する活動を続けてきました」

 10月2日付の東京スポーツでは、2年前に「海の見えるところで球場を作りたい」と夢を語っていたことも明かされた。

〈野球だけじゃなくて、試合がない日は成人式とか結婚式みたいな地域のイベントができたり、夜には駆け出しのミュージシャンとかダンサーさんがライブをできたり、地域に密着した球場が作れたらいいな…〉(東京スポーツ記事より引用)

「やや現実味に欠ける話ではありますが、彼らしい発言だと思います。ピュアな奴なんです。悪く言えば、夢見がちな青年。理想を追いかけるような彼の人生観を考えてみると、確かに政治家はしっくりくるところがありますね。スキャンダルとは無縁だったし、何より抜群な知名度がある」

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