総裁選で小池百合子の「女性初総理」は消えた? 筆頭候補は高市早苗に
29日に行われた自民党総裁選投開票の結果、岸田文雄が新総裁に選出された。予想のできない展開となった今回の総裁選だったが、山猫総合研究所代表の三浦瑠麗氏はどのように見たのか。
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昨年の総裁選は安倍長期政権が唐突に終わったことから、権力移行ではなく継続性の主張が前面に出ました。それに対し、今回は1年前から準備されてきた「本当の総裁選」。4人の候補は、2012年から続く安倍政権と菅政権からの変化を打ち出していました。
中でも、野田聖子さんと高市早苗さんという二人の女性候補が出馬したことは良いことだと捉えています。
実際、討論会などで二人の議論を聞いていると非常に好感度が高い。質問に対する回答が明快ですし、話がかみ合っている。女性政治家がこれまで磨き上げてきた説得力のある語りが披露されたのだと感じました。
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