「歴史的貧打」で低迷する中日 ドラフトで狙うべき長距離砲は?
12球団で唯一3割を切る出塁率
昨年は7年ぶりにAクラス入りを果たしたものの、今年は再び最下位争いに転じている中日。チーム防御率は12球団トップの数字をマークしているにも関わらず、黒星が先行する最大の要因は得点力不足であることは明らかだ。本塁打数はリーグでもダントツの最下位で、相手投手に与える怖さがないことから四球の数も圧倒的に少なく、チーム出塁率も12球団で唯一3割を切っている。
これらの数字から見ても、球団史上最悪クラスの「歴史的貧打」と言っても過言ではないだろう。広い本拠地のバンテリンドームナゴヤで戦っているとはいえ、長打力不足を解消しなければ、安定して優勝争いに加わることはやはり難しい。...