あばれる君、4年前の嫌われ方が嘘のよう 今やバラエティに欠かせない存在になったワケ

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伸びしろはたっぷり

「番組は15年から深夜番組としてスタートしました。最初は苦戦しますが、あばれる君が無人島から脱出する企画が当たりました。彼の一生懸命な芸風が、火を熾(おこ)したり、食料を調達したり、寝るところを確保したり、という場面とマッチしたのです。ゴールデンで特番が放送されると、TBSには『あばれる君が好きになった』という声が寄せられたそうです」(同・関係者)

 20年に月曜午後9時放送とゴールデンに進出。今年4月からは月曜午後7時となり、よりファミリー層を意識した時間帯に繰り上がった。

「『やりすぎ都市伝説』(テレビ東京系列・不定期特番)、『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』(同・月1回月曜・18:30)にも不定期で出演するようになりました。今後も仕事は増え続けると思います。会議で『run for money 逃走中』(フジテレビ系列・不定期特番)のようなサバイバル系、ゲーム系の番組企画について議論していると、必ず名前が挙がります。体力系のロケやドッキリもリアクションが期待できます。Eテレなどの教育的な番組もこなせるでしょう。イメージとは違い、実は引き出しの多い芸人なのです」(同・関係者)

 関係者は「正直、昔は一発屋で終わると思っていました」と苦笑する。だが、伸びしろは山のようにある。あばれる君の快進撃は、まだ始まったばかりのようだ。

デイリー新潮取材班

2021年9月20日掲載

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