「綾瀬はるか」コロナ入院にいわれなき批判、「深田恭子」電撃復帰の裏側は? ホリプロ二大看板に受難

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早すぎた復帰?

 綾瀬の入院騒動と入れ替わる形で、復帰を遂げたのが深田恭子(38)だ。9月2日、自身のインスタグラムを更新し、〈休養により、心と体も回復〉したと、活動再開を宣言。

 実際は「本人も楽しみにしていた8月末の来年度のカレンダー撮影で復帰」(ホリプロ)したという。

 深田が適応障害と診断され、休養を発表したのは5月26日。当時から10月に公開される主演映画「劇場版 ルパンの娘」の“プロモーションでカムバック”説が囁かれるなど、長期の休養を否定する声はあった。

 しかし、わずか3カ月での復帰にはさすがに驚きの声が多く上がる。

「休養発表時、“事務所が過密スケジュールを組んで働かせ過ぎたのが原因”との批判が起こりました。真偽は別として、復帰を急いで深田が再び体調を崩せば、またバッシングを浴びるのは確実。だから事務所はもう少し休ませたかったが、深田本人の意向で復帰が今回のタイミングになったといわれています」(前出・スポーツ紙デスク)

 業界内で囁かれる“本当にもう大丈夫なのか?”との声に対し、精神科医の和田秀樹氏はこう話す。

「適応障害とは、日常生活における特定の状況や環境にストレスを感じ、抑うつや不安感が高じて心身のバランスが崩れる病気をいいます。きちんとした治療プログラムを行えば、3カ月で治療が終了することもありますが、日本では1年以上かけて治療を行っていくのが主流。3カ月でどれほど回復したかを見極めるのは難しい面がある」

 一時的に症状が治まったと思っても、何かの拍子にストレスが掛かり、フラッシュバックして再発する可能性は残されているという。

 さらに芸能評論家の三杉武氏はこう指摘する。

「仕事をオファーする側には、まだ戸惑いがあるとも聞きます。ドラマや映画の撮影は拘束時間が長く、現場はハード。テレビなどの制作側は“完治した”との確証を得られるまで、しばらくは様子見の状態を続けるのではないか」

 深田の思いとは裏腹に、“完全復活”はまだ先か。

週刊新潮 2021年9月16日号掲載

ワイド特集「看板娘はいるか」より

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