国後島から日本に遠泳したロシア人男性の素性 単なる“日本オタク”説も
膠着状態が続き、一向に進展が見られない北方領土交渉。そのうちの一つ、国後島から招かれざる珍客が現れたのは、8月19日のことだった。北海道の標津(しべつ)町に「亡命したい」と話す38歳のロシア人男性が流れ着いたのだ。
全国紙記者によれば、
「男はダイビングなどで使うドライスーツを着用し、お腹に方位磁針をつけて、仰向けに浮かびながら海を渡ったそう。ただ、海峡の幅は24キロに及び、水温も15度程度。特別な訓練でも受けていないと不可能ではないかと、当局も首を傾げていました」
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