夏の甲子園 奥川恭伸は降板で涙…ドラマチックすぎる最終回の“起死回生弾”

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 雨天順延に悩まされながら、球児たちの熱闘が続く夏の甲子園。1回戦の横浜vs.広島新庄では、横浜の1年生・緒方蓮が、0対2とリードされた9回裏2死一、三塁、劇的な逆転サヨナラ3ランを放ち、「あと1人」で敗戦という劣勢を、たったひと振りでひっくり返した。最終回に飛び出したあまりにもドラマチックな起死回生弾。過去にもあった記憶に残る値千金の一発を振り返ってみよう。

 前出の緒方同様、最終回に1年生のひと振りで劇的な逆転勝利を収めたのが、1988年の宇部商である。...

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