「雨上がり決死隊」解散 吉本が許せなかった「宮迫」の裏切りと「5時間半会見」の真相

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“全員連帯責任でクビや”の真相

 2019年6月に発覚した闇営業問題。それ以降、活動を休止していた宮迫博之(51)と蛍原徹(53)のお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の解散が発表された。宮迫はコンビでの活動に未練たっぷりだったが、吉本トップは宮迫のある背信を許せなかったのだという。話題となった吉本・岡本社長の「5時間半会見」の真相とともに、解散の理由をレポートする。

 コトの発端は19年6月のことだった。

 宮迫博之やロンドンブーツ1号2号の田村亮ら吉本興業所属の芸人が、振り込め詐欺グループの忘年会に出席していたことを「FRIDAY」がスクープ。宮迫はツイッターで謝罪するも、「ギャラはもらっていない」と釈明していた。

 その後しばらくは金銭の授受はなかったことになっていたが、月末に吉本は、宮迫らの金銭授受と謹慎処分を発表。7月に入って、宮迫が「金塊強奪事件」の主犯格と見なされている人物らと飲食し金銭を受け取っていたと再び「FRIDAY」が報じ、吉本は宮迫と契約解消したことが発表された。

 それから宮迫と亮は電撃会見を行って謝罪すると同時に、吉本から受けた圧力について言及。これを受け、今度は吉本の岡本昭彦社長は会見を余儀なくされ、宮迫の処分を撤回すること、大崎洋会長と岡本社長の減俸50%などを発表した。5時間半の会見時間と内容は話題となった。

 芸能デスクによると、

「岡本社長はいずれ会見に引っ張り出されることになったでしょうが、その時期が早まったのは、宮迫と亮が会見をやり、そこで宮迫が岡本社長の圧を訴えたからです。宮迫が言うには、“謝罪会見をやりたいと懇願したけど、そんなんやったら全員連帯責任でクビやぞとすごまれた”と」

 しかし、実態はそう単純なものではなかったようだ。

5時間半の会見で伏せられたこと

「取材してみたら岡本社長はそんなこと言ってないんですよね。圧を受けたとされる場には吉本幹部は軒並み揃っていて、そんなことを言ってない証拠もあるし、それを表に出すことはもちろん検討されたけれど、身内の恥をさらすだけやからやめようか……ということになったようなんです」

 それが岡本社長の5時間半の会見につながっていく。

「言いたいことは言わない、言えないと腹を括っての会見でしたから、当然、歯切れが悪くなる。記者にはそこを突っ込まれ続ける。やる前から幹部にはあのようになるのは予想できたことだったようです。岡本社長には年老いてはいるけれど小さな食堂で働く母親がいるのですが、そんな彼女からも心配する声が上がったほどです。この一件は幹部を刺激するのに十分でした」

 その後、しかるべき謹慎期間を経た田村亮の方は相方の援助もあって、芸能活動を再開することができたが、宮迫の方は明石家さんまが音頭をとって激励会を開いたりしても、復帰の後押しとはならなかった。そして、翌20年1月、彼はシビレを切らしたかのように「宮迫ですッ」でYouTubeデビューに至る。登録者数は140万人超なので、今や立派な人気YouTuberである。

「ただ、そこでの放送内容は吉本の神経を逆撫でするものもあり、両者の溝は決定的なものとなりましたね。大崎会長は義理人情、浪花節を旨としていて、それに背くような振る舞いには厳しい態度を取る。極楽とんぼの加藤浩次のケースも宮迫に近いと思います」

 闇営業問題が大いに耳目を集めているころ、直接関係ないのに「参戦」してしまったのが加藤だった。M Cを務める日本テレビ系「スッキリ」で、大崎会長、岡本社長が退任しなければ退社すると発言。その結果、大崎会長・加藤会談が実現したのだが、あまり中味のある内容にはならなかったという。

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