松本人志が絶賛した霜降り明星「粗品」は前途多難 2つの問題報道で評判はガタ落ち

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芸人寿命を縮めた!?

「ちなみに霜降り明星はめちゃくちゃ才能あります!」──このツイートは昨年10月、松本人志(57)が投稿したものだ。

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 松本の“お墨付き”は大きい。おかげでテレビ局の関係者の中には、「霜降り明星が将来、お笑い界のトップスターになる」との声も出ているという。

「松本さんが後輩芸人を褒めるなど、昔はあり得ませんでした。今では好意的な発言も珍しくありませんが、ツッコミ担当の粗品(28)に対する評価は別格です。少なくとも第7世代の中では1番でしょう。“令和の松本人志”になるという声すらあります」(バラエティ番組のスタッフ)

 ところが、粗品に逆風が吹いている。原因は2つあり、いずれも彼の“問題行動”が原因だ。

「1つ目は、週刊女性PRIMEが7月8日、記事『霜降り明星・粗品「スタッフに激怒で収録がストップ」チョコプラと小池栄子も困惑』を配信したことです」(同・スタッフ)

 霜降り明星は、チョコレートプラネット、ハナコと共に、バラエティ番組「新しいカギ」(フジテレビ系列・金・20:00)にレギュラー出演している。

「粗品さんの実家は焼肉店。そこで番組では、粗品さんがゲストに焼肉を振る舞う『焼肉屋ソシナ』というコーナーの準備を進めていたそうです。ところが、週刊女性PRIMEによると、収録で用意されたまな板に粗品さんが『こんなまな板で肉が切れるか』と激怒したというのです。記事では粗品さんが完璧主義なのが原因と指摘していました」(同・スタッフ)

熱海発言の波紋

 結局、スタッフがまな板を買い直すことになり、収録が3時間遅れたという。タイトルの趣旨は、共演のチョコレートプラネットもゲストの小池栄子(40)も、“まな板事件”が原因で待たされた、というものだ。

「もう1つは7月9日の深夜に放送された、ラジオ番組『霜降り明星のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)での発言が問題視されたのです。共演しているテレビ局の女性アナウンサーを『雨女』と紹介した後、その女性アナが原因で『熱海が終わった。雨で』と冗談のつもりなのでしょうが、発言したのです」(同・スタッフ)

 放送中に慌てて発言を取り消して謝罪したが、批判が沈静化することはなかったようだ。ニッポン放送の檜原麻希社長が7月14日、オンライン会見で再び謝罪する事態にまで発展したのだ。

「業界では粗品さんを擁護する声もあります。オールナイトニッポンでの発言なら、『忙しいから疲れていたのだろう』という声です。スタッフに激怒したことに関しては同情の余地があります。今のバラエティ番組は昔に比べ、時間をかけて作られていません。スタッフも不慣れな人が少なくありません。粗品さんのネタにかける思いについてこられないスタッフにも問題があると言えます」(同・スタッフ)

松本人志との“差”

 粗品は“アンチ”が多いことでも知られている。先輩に対する態度などから、視聴者からSNSなどで「生意気」、「天狗」と批判されることも珍しくなかった。

「粗品さんの実力を疑問視している人も増えているというわけです。霜降り明星は、『オトラクション』(TBS系列・火・19:00)のMCも担当していますが、視聴率が低迷しています。番組の内容が最大の原因だとはいえ、MC能力が疑われています。そこに粗品さんの失言とトラブルが報じられたわけです」(同・スタッフ)

 松本もバラエティ番組のスタッフに対し、ダメ出しを行うことは珍しくなかったという。

「それでも粗品さんと違って、松本さんのダメ出しを問題視する記事が報じられたことはありません。理由は、松本さんの叱責はスタッフ全員が納得するものだったということです。粗品さんの“まな板事件”が報じられたということは、納得していないスタッフがいたということでしょう。スタッフから反感を買うような行動は芸人寿命を縮めます。この先が心配ですね」(同・スタッフ)

デイリー新潮取材班

2021年8月10日掲載

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