佐藤栞里が「TOKYO MER」で女優開眼 今も語り草「朝までハシゴの旅」の評判

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 東京五輪が開幕し、連ドラは軒並み視聴率を落とす中、いまだ2桁をキープしているのが「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(TBS)だ。8月1日の第5話の主役は賀来賢人(32)で、普段冷静な官僚ドクターの熱い演技が話題になった。この日、準主役とも言える活躍をしたのが佐藤栞里(31)。連ドラレギュラーが初という彼女、これで女優開眼か。

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 東京都知事(石田ゆり子)直轄の救急救命医療チーム「TOKYO MER」は、鈴木亮平を中心にしたメンバーが災害や事故、事件の現場に、手術室を搭載したERカーで駆けつけ救命処置を施す“医療戦隊”の異名を持つドラマだ。

 初回視聴率14.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)を皮切りに、第2話14.3%、第3話14.4%と、15%に迫る勢いだったが、さすがに東京五輪が始まると数字を落とした。

 それでも7月25日の第4話は、「バレーボール女子・日本×ケニア」(NHK総合)や「卓球・混合ダブルス・準決勝」(テレビ朝日)を相手に10.1%を記録した。

すでに神回の声

 さらに8月1日の第5話は、「陸上男子・100メートル決勝」(NHK:11.7%)、「卓球・女子団体1回戦・日本×ハンガリー」(Eテレ:11.9%)、「バレーボール男子・日本×イラン」(日テレ:9.7%)を尻目に、10.8%を取った。この日は、TBSが夕方に「体操・種目別決勝」を中継したため、25分遅れのスタートとなったにもかかわらずだ。民放プロデューサーが言う。

「ERカーに乗るのは、鈴木や賀来の他、菜々緒、中条あやみ、小手伸也など、それぞれが見せ場を持たせることのできるメンツです。第5話は、大物政治家(桂文珍)と共にエレベーターに閉じ込められた賀来が主役といっていいでしょう。たまたま同じエレベーターに乗り合わせたのが、切迫早産の危険がある妊婦(河井青葉)に同行した、鈴木の妹役の佐藤栞里でした。火災が起こってエレベーター内には煙が充満、酸欠状態となって妊婦の容態が急変するなか、自分だけは助かろうとするわがままな政治家……ドクターでありながら官僚でもある賀来が、大物政治家と妊婦のどちらの救助を優先するかが、この日の見所でした」

 MERの解体という密命を受け、普段はメンバーともなじまない賀来の熱い演技は話題となり、すでに“神回”との声も上がっている。

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