海底に沈んでいるのは「海賊船」? コスタリカ沖で日本の「沈没船博士」が真実にたどり着くまでの一部始終を明かす 国際 2021年08月07日 発掘の様子。船が沈んだ際、行き着いた海底が砂地だった場合、積み荷の重さや、沈没船自身が障害物になって起こった海流の変化によって、船体に砂が覆いかぶさる。これにより海底に埋まる無酸素状態になり、有機物でも何千年も綺麗なまま保存される環境ができ上がるのだ 写真:(c)University of Zadar(他の写真を見る) 沈没船をはじめ、水中に沈んださまざまな遺跡を研究し、水に関わる人類の歴史をひもとく――それが水中考古学だ。その現場の発見と驚きを描いた『沈没船博士、海の底で歴史の謎を追う』著者・山舩晃太郎氏は、世界各地の海で発掘調査に参加している。 今回の舞台は、中南米・コスタリカ。地元で海賊船と噂されていた船の正体に迫る! ***... 記事全文を読む 0 Advertisement