熱海土石流、土地所有者が直撃に「話すことはない!」と激昂 遺族が語る無念と怒り
異常気象による豪雨が引き金とはいえ、熱海の大規模な土石流災害は「事件」といっても差し支えない様相を呈している。人災も同然ならば“犯人”であるワルはいったい誰なのか。責任の所在が明らかにならなければ、大勢の被害者が浮かばれないのは明白である。
***
愛知県名古屋市の高級住宅街に鳴り響く蝉時雨(せみしぐれ)。梅雨が明け夏本番の到来を告げる風物詩は、時に耳障りなほどの大合唱となるが、それを遮る勢いで声を荒らげた男は、こう言い放つ。...