安藤昇と菅原文太 燻っていた脇役の運気を変えた「インテリヤクザ」との出会い

エンタメ 芸能 2021年7月21日掲載

  • ブックマーク

文太が流した涙の理由

 あなたには「生涯の恩人」がいるだろうか。菅原文太にとって、それは組長から映画俳優に転身した安藤昇だっただろう。人生の転機をもたらしてくれたからだ。ふたりの出会いは1965年夏。脇役として燻っていた文太は、安藤の自叙伝を映像化した作品「血と掟」への出演を皮切りに、5本で共演を果たした。共演が続くうちに、文太は安藤の懐の深さに惹かれていく。安藤も文太を受け入れ、目をかけた。やがて文太は、安藤が経営する店に入り浸り、さまざまな相談を持ち掛けるようになる。『仁義なき戦い 菅原文太伝』(松田美智子・著)から青年・文太の知られざる日々を紹介する。...

記事全文を読む