「ボクの殺意が恋をした」は苦しいスタート 新木優子は“低視聴率女優”なのか

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低視聴率の新女王?

 読売テレビ制作は“シロクロパンダ”以降、20年10月期の「極主夫道」、そして今期の「ボクの殺意が恋をした」と続く。

「日曜ドラマは最終回で最高視聴率を取るパターンが続いていました。放送が続くうちにネットや口コミで話題となり、後半から数字を上げていくという理想的なパターンです。しかし、“シロクロパンダ”以降は、初回で最高視聴率を上げて徐々に下がっていくというパターンが続いています。初回を見てみたものの期待外れで、話題になることもなく終わるパターンで、これは決して良くありません。しかも今回は、超低空飛行のスタートとなっているのですから目も当てられません」

 キャスティング以外に何が違うのだろう。

「脚本の徳永裕一は、月9史上ワースト記録(平均6・1%)を作った『海月姫』(フジ/10年10月期)や、『ストロベリーナイト・サーガ』(同/19年4月期)で主演をそれまでの竹内結子から二階堂ふみに変えて失敗(6・6%)し、『ルパンの娘』(同/19年7月期・20年10月期)では深キョン(深田恭子)の使い方は良かったものの、数字的には散々(第1シリーズ:7・1%、第2シリーズ:5・7%)でした。さらに『ボクの殺意が恋をした』の制作協力には、なぜかホリプロが入っています」

 主役とヒロインはスターダストなのに? 出演陣を見ると、ホリプロ所属は中尾明慶と榊原郁恵か……。

「ホリプロに丸投げなんて声も聞くのですが、所属タレントが主役なら気合いも入るでしょうが……このままだと、高視聴率は望めそうもありません」

 地上波連ドラで2作品続けて失敗することになれば、新木は低視聴率の新女王と呼ばれることに?

「実はもう1人、ウラ女王がいるという声があるんです。新木の『モトカレマニア』や深キョンの『ルパンの娘』、浜崎あゆみを描いて話題にはなったものの失笑(平均4・7%)された『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日/20年4月期)……数々の低視聴率ドラマに出演した田中みな実(34)です。彼女は今回、新木演じる人気マンガ家のチーフアシスタント役で出演しているんです」

デイリー新潮取材班

2021年7月18日掲載

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