「バービー」「指原莉乃」「仲里依紗」も… 「生理動画」を続々投稿する芸能人ユーチューバーたち

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 経済的な理由で生理用品を買えない女性たち―――いわゆる「生理の貧困」が、コロナ禍で注目され、東京都立学校の女子トイレに生理用品を設置する方針が決まるなど、マスコミでも「生理」という言葉を耳にする機会が増えた。さらに、これまであまり語られることの無かった「生理」をオープンにし、理解を広めようという動きもあるよう。芸能人のYouTubeでも「生理動画」ブームともいえる現象が起きている。

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 お笑いコンビ・フォーリンラブのバービー(37)が投稿した「これから生理を迎える君へ『初めての生理』」(2020年2月21日配信)が「生理動画」ブームのきっかけとなった。自身が初潮を迎えた時、1カ月間誰にも話せなかったという経験から、「初めてお股から血が出たり、パンツが血で汚れた時はびっくりするけど、大丈夫だよ」と呼びかけるこの動画は、公開から1年あまりで再生回数が320万回を超えた。

 動画の中で、生理用品をひと抱え持ってきたバービーは、「今、生理用品って色々あって、ナプキンにも多い日用とか夜用とか、特に多い昼用とかがあります。自分の経血に合わせて使い分けてください」とし、パンツにナプキンを付ける方法や、使い終わった後にナプキンをくるくる巻いて捨てる方法まで実演して見せた。

タンポンでアイドルが炎上

 膣内に挿入して使う生理用品のタンポンについて、バービーは「アイドルの部屋にタンポンがあったから、『こいつビッチだ』って炎上したって聞いたので、そういう何も知らない男の子にも見て欲しい」と訴える。さらに、「(タンポンは)性経験の無い人でも使えます。使い方が分からない、使いたくない人もいると思います。全く漏れずに快適に過ごせます。日本人にはなぜかあまり普及していないらしい」と語った。

 他にも、産婦人科医が解説した「【女性最大の悩み】生理痛。生理と仲良くするために…」(2020年7月11日配信)という動画や、「【月経カップ&月経ディスク】生理に苦しむあなたへ、私の体験談を参考にしてみては??」といった動画を投稿し、再生回数は22万回と45万回で、生理に関する動画は他の動画と比べても人気が高いことが分かる。

 タレントのSHELLY(37)も、生理について積極的に発信するひとり。今年3月に「【生理のこと】愛用してます、月経カップ! 折り方・入れ方・使い方」(288万回再生)、「【生理のこと】注目のアイテム、吸水型・生理パンツと布ナプキンを語る回」(112万回再生)と生理に関する動画を立て続けに投稿した。

 彼女は、実際に吸水性のある生理パンツだけを着用して生理期間を過ごしたといい、「ナプキン無しでも大丈夫だった。手洗いしなくていいので他の洗濯物と一緒に洗濯機で洗える」と使用感をレビューする。

 他にも「生理にがっつり向き合った!当たり前と思っていたあの痛みが月経困難症だって知ったよの回」(2021年5月12日配信)という動画では、「低用量ピルは、避妊目的だけじゃなくて、月経困難症がすごく楽になるんです。18歳くらいから飲んでいて、子どもが欲しいとなった時に飲むのを止めて妊活して、授乳期が終わったらまた飲み始めてって感じで、ずっとお世話になっている薬です」と、下腹部痛や頭痛、憂うつなどの症状が出る月経困難症の改善のために、低用量ピルを服用していることを明かしている。

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