ブレイク間近…「イチケイ」「レンアイ漫画家」「ネメシス」で輝いた若手女優3人

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3人目は『ネメシス』

 最後は「ネメシス」(日本テレビ系・毎週日曜22:30~)に出演している山崎紘菜(27)だ。演じた美馬芽衣子は広瀬すず演じるヒロイン・美神アンナの出生の秘密に関わる役柄であった。アンナは父・始(仲村トオル)の手によって生まれた世界初の“ゲノム編集ベイビー”だったのだが、そのゲノム編集された受精卵を着床されたアンナの代理母という難しい役ところだった(アンナを出産後、息を引き取っている)。

 山崎は11年1月に開催された第7回「東宝シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞して芸能界入りした。以来、これまでに映画21本、テレビドラマ14本に出演しているが、一番の注目作は今年3月に公開された「モンスターハンター」だろう。同名の人気アクションゲームシリーズを基にした作品で、監督・脚本をポール・W・S・アンダーソンが、主演をミラ・ジョヴォヴィッチが務めた。山崎が演じたのは受付嬢のハンドラー役で、実際のゲームにも登場するキャラクター。プレイヤーにステージやモンスターについて説明する重要な役どころだった。

 女優業以外では、ラグビーとの関わりが深いことも有名だ。12年から明治大学ラグビー部ファンクラブのイメージキャラクターを務め、翌13年には全国大学ラグビーフットボール選手権大会のイメージモデルにも選ばれ、16年まで4年連続で起用された。さらに2018-2019と2020-2021のジャパンラグビートップリーグアンバサダーに就任している。女優という枠に収まらない活躍をみせているのだ。

 ラストに向けて盛り上がる春ドラマ。その結末も気になるところだが、これからもこの3人の若手女優に注目していただきたい。

上杉純也

デイリー新潮取材班編集

2021年6月14日掲載

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