小室家が“それ相応の対応”をしていないので…納采の儀を行わないという重大な意味

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小室さんの資金力

 やはり雅子さまが受け取られた品目と全く同じだが、予算の問題は大きい。関係者の“配慮”が垣間見える報道がある。

 毎日新聞の記事「皇室:紀宮さま納采の儀 晴れやか紀宮さま--生地、二人で選び」(05年3月19日)によると、タイの重さは1匹4キログラム前後。絹の服地は「日常生活の中で今後も洋服として使われる素材を、お二人が選んだ」と宮内庁が説明したようだ。

 納采の儀という儀式を大切にしながらも、降嫁されて民間人になられることも踏まえ、新婚夫婦の“実用性”にも細かく配慮したことがうかがえて興味深い。

 一方の小室さんだが、ニューヨークにおける生活費は現在、かつて勤務していた法律事務所が負担していることが明らかになっている。「納采の儀を行えるだけの金銭的余裕があるのだろうか」と疑問視されても仕方ないだろう。

 前出の渡辺氏は「秋篠宮さまが納采の儀を行わないと決断される可能性は否定できません」としながらも、「もしそうなれば、眞子さまのお心が深く傷つかないか心配です」という。

美智子さまのお気持ち

「納采の儀が行われないのであれば、眞子さまが平常心を保たれるのは難しいのではないでしょうか。更に美智子さま(86)にとっても眞子さまは初孫であり、そのご成長を楽しみにしておられました。その眞子さまが勘当同然で嫁がれるとなると、お心を痛められる可能性は充分にあると思います」(同・渡辺氏)

 しかしながら、美智子さまは初めて民間人として皇室に嫁ぎ、様々な苦労に直面されながらも、全て自分の意思で道を切り開いていった。

「美智子さまはご自身の経験からも、眞子さまがご自身の意思で行動されることを求めておられるようです。そのため納采の儀について、美智子さまがご意向を述べられることはないでしょう。静観の構えでいらっしゃるのではないでしょうか」(同・渡辺氏)

 眞子さまや美智子さまのお心が痛むとなれば、確かに一大事だ。しかしながら、その原因は誰が作ったのかという問題は重要だろう。

デイリー新潮取材班

2021年6月6日掲載

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