小室家が“それ相応の対応”をしていないので…納采の儀を行わないという重大な意味

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儀式の重要性

 1900年、皇太子・嘉仁親王(後の大正天皇)の結婚式が行われた。日本人が「神前結婚式、披露宴、新婚旅行」を知った初めてと言われている。

「今、私たちが普通にイメージする結婚披露宴は、最初に皇族の皆さまが行われました。それに憧れた一般庶民が真似をしたことで現在に至っているのです」(同・渡辺氏)

 もちろん結納だから、納采の儀は結婚式の前に行われる。皇室の正式な儀式のため、一般庶民の結納と比べるとはるかに重要だ。

「一般庶民の場合なら、結納なしの結婚でも珍しくはありません。しかし皇室の場合は、納采の儀を経て初めて、ご結婚相手の男性や女性は皇室の一員になることが認められるのです」(同・渡辺氏)

 日刊スポーツは1993年4月、「ロイヤルウエディング あと57日 雅子さん、納采の儀で準皇族 公デートも」の記事を掲載した。

実質的に勘当!?

 皇后雅子さま(57)が納采の儀を終えたと伝えた記事で、当時はまだ「小和田雅子さん」と報道されていた。

 記事は雅子さまが「準皇族」になられたとし、今後は《公の場にもお二人そろって出席することになる》と伝えた。納采の儀を経たことで、「未来の皇太子妃」として正式に処遇されることがよく分かる。

 一方、これを眞子さまに当てはめてみるとどうなるか、渡辺氏が言う。

「もし眞子さまが納采の儀を執り行わずに小室さんと結婚されたら、皇室は正式にお二人を親類として認めないことを意味します。つまり、秋篠宮さまのお立場なら、わが娘を勘当されたのと同じになるというわけです」

 娘の父親としては、相当に辛い立場だろう。秋篠宮さまは18年11月の誕生日会見で、小室家に「それ相応の対応」を求められていた。

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