アメリカで司法試験に挑戦しても…小室圭さんに決定的に欠けていることとは

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「なすがまま」が座右の銘?

 この際、報道陣から「座右の銘」を問われた小室さんは、何と「好きな言葉」として「Let it be」を挙げたのだ。

 この回答は、あまり評判がよくなかった。週刊新潮は17年9月14日号に「祝『眞子さま』ご婚約でも不安な新郎の“レット・イット・ビー”」の記事を掲載した。

《ビートルズ最後の名曲で使われたタイトルでもあるが、直訳すれば、“なすがままに”。結婚生活も成り行き任せという意味ではないだろうが、発言の場が場だけに、誰もが一抹の不安を感じたに違いない》

 重要なのは、掲載は小室家の金銭トラブルが報じられる前ということだ。週刊新潮が「『眞子さま』嫁ぎ先に『紀子妃』のご心痛『海の王子』母親の430万円『援助交際』トラブル」の記事を掲載したのは翌18年の2月1日号だった。

 この時点で世間が不安視していたのは、小室さんの経歴だった。週刊新潮は宮内庁担当記者に取材を依頼、以下のようなコメントを掲載している。

「一時期アナウンス学校に通っていたこともあれば、銀行員をすぐに辞め、現在、大学院に通いながら法律事務所で弁護士の見習いをしている身。職を転々としており、今の年収も500万円ほどと言われています」

堅実な経歴

 黒田さんの発言が報じられるたび、祝福ムードが盛り上がっていったのとは非常に対照的だと言っていい。

 小室さんの場合は発言が報じられるたび、世論の“警戒ムード”が高まっていった。皇室に詳しい記者が言う。

「黒田家の親類には元華族や皇族につながる方はいます。しかし、黒田家自体は特別な家柄ではありません。父親はトヨタ自動車に勤務するサラリーマンで、黒田さんが大学生の時にお亡くなりになりました」
 銀行から都庁という経歴も、公共性の高い仕事という意味で一貫している。もちろんコネで転職したわけではなく、ご本人の実力で試験を突破したのだ。

「黒田さんは地方公務員で、別にIT企業を経営していたり、先祖の資産を管理する利子生活者だったわけでもありません。極めて堅実に、地に足をつけた生活を送ってきたわけです。それは堅実質素を大切にする皇室と重なり合う部分が多く、だからこそ世論も結婚を祝福したのではないでしょうか」(同・記者)

 一方の小室さんは、金銭トラブルを除外したとしても、まるで“自分探し”に熱中しているかのようにキャリアが定まらない。

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