阪神の異色4番打者列伝…わずか1試合で“栄光のメンバー”に名を連ねた男

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「テル4番でいいんじゃないかな」

 阪神のルーキー・佐藤輝明が、5月2日の広島戦で107代目“虎の4番”を襲名した。背中の張りを訴え、攻守に精彩を欠く大山悠輔(101代)の代役だったが、いきなり勝利を呼ぶ逆転満塁弾を放ち、見事期待に応えた。その後も4番を打ち、まずまずの成績を残している。矢野耀大監督は「まだ4番だとは思っていないよ、全然」と“仮免4番”を強調しつつも、「今のメンバーを見ていくなかで、テル4番でいいんじゃないかなっていうものを見せてくれている」と成長ぶりを評価した。

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