“有働超え”もあるか 鈴木奈穂子アナが「あさイチ」デビューでいきなり見せつけた実力

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 3月30日、朝の情報番組「あさイチ」(NHK総合・平日・8:15)に鈴木奈穂子アナウンサー(39)が初出演を果たした。反響の大きさは、ネットニュースの報道からも伝わってくる。

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 初登場となった3月30日は、まさかのゴキブリ特集という組み合わせも話題になった。翌31日は新年度を前に「衣食住の常識を見直す」というテーマだった。

「食」のコーナーで、鈴木アナはシューマイに挑戦。タマネギのみじん切りを披露したが、大雑把な切り方に自分で苦笑を浮かべた。

 具を皮に包む作業では「面倒くさいな」と呟き、ゲストのいとうあさこ(50)に「仕事だと思ってやりなさい」とツッコミを入れられた。

 4月1日は上野公園の特集、そして2日は賀来賢人(31)のロングインタビューを行い、これで最初の1週間が無事に終了した。

 日刊スポーツは30日の午前9時すぎ、「NHK鈴木奈穂子アナ、あさイチ新MC『緊張する』」との記事を配信した。

 しかし11時33分になると産経デジタルの「iZa」が「NHKあさイチ、鈴木奈穂子アナ1日遅れのデビュー戦にネット『抜群の安定感』『ボブ新鮮!』『初仕事がG!』」と好評を伝えた。

視聴率は上昇

 金曜の放送が終了すると、鈴木アナも手応えを感じたのか、4月2日に「あさイチ」公式Instagramで動画を公開した。1週間を「盛りだくさんで楽しかった」と振り返り、「やっていけそう」と笑顔を見せたのだ。

 振り返れば「あさイチ」の女性MCは、初代が有働由美子アナ(52)。2代目が三井不動産への転職が話題になった、近江友里恵・元アナ(32)が務めた。

 鈴木アナは3代目であり、視聴率では鮮やかなスタートダッシュを決めたようだ。民放キー局の関係者が言う。

「3月31日は10・0%で、4月1日は8・9%。近江さんがMCだった前週は8%台の前半で、最後の出演でも8・8%でした。

 鈴木さんの登場に視聴者が注目、視聴率が上がったということでしょう」(註:視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区、リアルタイム、世帯)

 近江元アナと、鈴木アナを比較してみると、経歴も個性も対照的だったという。

「近江さんは熊本放送局と福岡放送局を経験し、東京に異動になってからは『ブラタモリ』(総合・土・19:30)で注目を集めました。

『あさイチ』に初登場すると、“初々しいアシスタント”というキャラクターを前面に出し、そのスタンスを最後まで貫きました。そのため高い好感度を維持しましたが、やはり番組を仕切るという観点からは物足りなさもあったと思います」(同・関係者)

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