総額表示義務化スタート、100円ショップに見る混乱 同じ商品にふたつの値段表記が

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 4月1日より、商品やサービスの表示価格を消費税額を含めたものとする「総額表示」の義務化がはじまった。消費者がひと目で価格を分かるようにするための措置だが、一部ではこんな混乱もあるようだ。

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 コンビニエンスストアの「傘」売り場に、これまでなかったPOPが掲示されているのにお気づきだろうか。商品の「税込み価格」を知らせるための表示である。

 コンビニが扱う商品の多くは、陳列棚に貼られたプライスカード(値札)で基本価格が表示されており、パッケージそのものには値段が表記されていない。...

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