サウナだけじゃない問題噴出の池田市長に不信任案 否決なら問われる市議たちの見識

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「辞職するべき」

 これだけ問題が噴出しているのだ。市役所には抗議電話が200件ほど寄せられているという。百条委が「市長としての資質に著しく欠ける」と指摘し、「潔く辞職するべきだ」と批判したのも当然である。

 しかし、現状で冨田市長が辞職する様子はない。こうしたことから29日、不信任案の動議が提出されるかどうか、が注目を集めている。

「池田市議会の議員数は22人ですが、不信任案の動議提出には、数人が必要です。22人のうち15人が出席すれば議会が開かれ、過半数の賛成で動議が議案になります。最終的には出席した15人のうち12人が賛成すると可決 します。可決された場合、市長は10日以内に市議会を解散して市議選を行うか、失職するかを選びます」(池田市役所)

 もし市議選が行われた場合、選挙後に初めて招集される市議会で再び不信任案が提出されるかどうかが焦点となる。

「もし提出された場合、今度は市議の過半数が賛成すると、市長は失職します。そして、いわゆる“出直し市長選”が行われることになります」(同・池田市役所)

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