江東区放火事件 東工大卒「便利屋」が抱えていた“町内会トラブル”と“怪文書”
東京都江東区の空き家に火をつけ12棟を延焼させた容疑で、67歳の男が逮捕された。近くで便利屋を営んでいた男は町内会の「防火部」に所属し、防災訓練にも参加していた。動機はいったい何なのか。怪文書まで飛び交った現場周辺を取材すると、あまりに些細な“町内会トラブル”が浮かび上がってきた。
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「『火事だ!』と大声で叫び続ける男性の声で目が覚めました。朝5時過ぎのことです。慌てて家から飛び出すと、30メートル先の住宅から火の手が上がっていました。...