「生きて帰れないかもしれない」 海上自衛隊指揮官たちが明かした「東日本大震災」救援活動の裏側

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5年後にようやく実現した「洋上慰霊」

「自衛官としての覚悟」、東日本大震災後の救援活動は、それが試された場であったと当時の海上自衛隊指揮官らは言う。国民には見えなかった、捜索救難の舞台裏。震災の5年後、当時の指揮官たちが集まった座談会で語られた、自衛官一人ひとりの壮絶な「闘い」とは――。

倉本憲一 自衛艦隊司令官(海将)
松下泰士 護衛艦隊司令官(海将)
福本出 掃海隊群司令(海将補)
井ノ久保雄三 横須賀警備隊司令(1佐)

構成・笹幸恵(ささゆきえ/ジャーナリスト)

(「新潮45」2016年5月号より再録、肩書は当時)
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