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高齢男性こそ「極上の孤独」を実践する存在 昼間のスーパーで考えたこと(中川淳一郎)
自分の将来が少し不安になる光景を日々見続けております。オレは将来暇な孤独老人になってしまうのか! と。長らく住んでいた渋谷ですれ違う人の多くは若者でした。遊びに来た人、仕事する人、ジョギングする人(20~40代がほとんど)もよく見かけていました。
しかし、現在住んでいる佐賀県唐津市で日中に外ですれ違うのは高齢者がかなり多いんですよね。私のようなフリーランスは日中からスーパーで買い物できる状況にありますが、午前11時、ザッとしたイメージはこんな割合です。...
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高齢者の「新しいものが苦手」に疑問符 戦後の生活革新に比べればアイフォンなんて(古市憲寿)
「年寄りだから新しいものが苦手」という人がいる。本人が言う場合もあるし、家族がそう決めつけることもある。そういった言葉を聞く度に疑問を抱く。なぜなら「年寄り」ほど、社会の大変化を受け入れてきた人々だからだ。
たとえば90歳前後の人は、アジア太平洋戦争を知っている。戦前と戦後の変化は、ポストコロナどころの騒ぎではない。国号や憲法が変わり、占領地を失い、首脳陣が一新された。300万人以上が命を落とし、戦後にはベビーブームが起こった。まさに「国の形」が変わったのである。...
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