本田圭佑「腰かけ入団」を目指すも、今季出場できず?

スポーツ 週刊新潮 2021年2月18日号掲載

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 本田圭佑(34)が6日、ポルトガル1部ポルティモネンセへの入団会見を行った。

「ついに“10カ国”の大台に乗りましたね」

 とスポーツ紙記者が語る。

 日本から始まり、オランダ、ロシア、イタリア、メキシコ、オーストラリア、ブラジル……と本田はさまざまな国でプレーしてきた。クラブオーナー歴のあるオーストリア、事実上の代表監督を務めたカンボジアを加えると、今回のポルトガルで10カ国目。まさに“ビザコレクター”だ。

「本田は自他ともに認めるフロンティア精神の持ち主ですし、引退後は本格的に国際ビジネスを手掛けたいと思っている。各国で人脈を広げるために、なるべく多くの国でプレーしようとしているのです」

 もっとも、今回の移籍について語る本田の表情は、あまり嬉しそうではない。

「ポルティモネンセは、長年Jリーグでエージェント業を手掛けていたテオドロ・フォンセカ氏が実質的な経営者。ゆえに、これまでも中島翔哉や権田修一など多くの日本人がプレーしているんです。今も日本人が2人いる。スポンサーにも日本企業がちらほら。あまりにも日本人の手垢(てあか)まみれなので、テンションが下がっているのでしょう」

 年末にブラジル1部ボタフォゴと契約を解消した本田は、ポルティモネンセのオファーを受けてポルトガルに渡り、正式契約までの約1カ月間、同クラブの施設で練習していた。

「要するに、ポルティモネンセを滑り止めにしながら、より魅力的なクラブからのオファーをギリギリまで待っていたんです。とりわけ自身がプレーしたことがなく、世界最高水準であるスペインからのオファーを切望していた」

 だが、結局、それは叶わず、移籍期限2分前に契約書にサインしたという。

 その契約は、異例ともいえる“半年契約”だった。

「半年後に移籍市場が開く。そのときフリーの立場なら移籍金が不要になり、買い手がつきやすくなります」

 そんな本田に不幸な報せが。

「ポルトガルリーグの細則によると、本田はフリー扱いされないことが判明。そのため、登録期限に間に合っておらず、今季は出場できないというのです」