素人の“潜入捜査”が「昏睡レイプ事件」を阻止 逮捕のリスクを抱えて活動する理由

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 自主的に潜入捜査をした“素人”男性が性犯罪を未然に阻止した。集団で性的暴行を試みた犯人を警察に引き渡したのだ。生兵法はケガの元というが、そこにリスクはなかったのか。

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 事件が起きたのは昨年9月6日夜。大阪市内の居酒屋で、男3人が、30代の女性に睡眠導入剤のハルシオン入りのドリンクを飲ませて乱暴しようとしたという。

 大阪府警が準強制性交等未遂容疑で逮捕した3人は、女性の知人で会社員の亀山泰誠(23)と、居酒屋店長の喜々津(ききつ)晃(50)。...

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