石ちゃん、彦摩呂が消えて……「ギャル曽根」がグルメリポーターで独り勝ちのワケ

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 長寿番組の終了が相次いで報じられている。俎上にのせられているのは、89年にスタートした「噂の!東京マガジン」(TBS)、96年からの「メレンゲの気持ち」(日本テレビ)、09年からの「火曜サプライズ」(日テレ)、さらに11年からの「爆報!THEフライデー」(TBS)といった番組だ。打ち切りの理由は様々だが、事実ならば、グルメリポーターの仕事がまた減るということに――。

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 民放プロデューサーが言う。

「『メレンゲの気持ち』と『火曜サプライズ』がなくなれば、グルメリポーターとして一時代を築いた石ちゃんこと、ホンジャマカの石塚英彦(58)は、看板番組を失うことになります。大変でしょうね」

 石ちゃんといえば、タンクトップ(最近はTシャツ)とオーバーオール姿で食リポするのが定番だ。頬張った時の満面の笑みと「まいうー!」はお約束だ。

 彦摩呂(54)の「○○の宝石箱やー!」とともに、食リポ名台詞の双璧と言っていいだろう。そういえば最近、こちらもお目にかかる機会はガクンと減った。

ギャル曽根の台頭

「古くは阿藤快さん(1946〜2015)、『突撃!隣の晩ごはん』(日テレ)のヨネスケ師匠(72)、『くいしん坊!万才』(フジテレビ)の歴代リポーターなど、様々なタレントや俳優が美味しさを伝えてきましたが、決め台詞を作り、芸やネタにまでしたのは石塚さんと彦摩呂さんのお2人でしょう。ただ、その地位も最近は脅かされつつあります」

 彼らにとって脅威となっているのが、ギャル曽根(35)である。そもそも彼女の得意分野は「大食い」ではなかったか。

「大食い企画はもちろんですが、旅モノ、街ロケ、料理作りなどなど、今や食べ物企画にはなくてはならない存在になっています。12月19日の『メレンゲの気持ち』では、彼女と石塚さんの新旧競演もありました」

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