石ちゃん、彦摩呂が消えて……「ギャル曽根」がグルメリポーターで独り勝ちのワケ

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完食の好感度

「メレンゲ」でコストコを訪れた2人は、チキンやピザなどクリスマスパーティーメニューを爆買い。2人でパーティーとなるのだが、石塚はギャル曽根の食いっぷりにあっけにとられるばかり。「ひとり日体大生みたい…」と苦笑するばかり……石ちゃんは完全に喰われていた。

「実は石塚さんは、体型からは想像できないほど食が細い。食リポでも、一口二口食べておしまいという感じです。対して、大食い出身のギャル曽根は、本当によく食べます。加えて、その食べっぷりの好感度が高いのです」

 食べっぷりの好感度とは?

「彼女の食べっぷりの特徴は、一口一口が大きい。そして豪快に食べる。その上で綺麗に食べるということだと思います。ですから、彼女が言う『美味しい!』は嘘っぽく聞こえないんです。『まいうー!』や『宝石箱やー』といった決め台詞ではなく、食べっぷりで美味しさを伝える姿に好感度が高いのです。それが食リポにとどまらず、大食い、ハシゴ食い、対決、記録に挑戦など、あらゆる状況に対応できます。視聴者ウケも良いから、彼女だと企画にもなりやすい。そのため、あちこちからお呼びがかかるわけです」

 逆に、石塚の食べっぷりについては……。

「石塚さんの食レポは、食べ物を一気に頬張らず、ハムスターみたいに細かくポリポリと食べたりします。笑わせようとしているのでしょうが、今ではそういった見せ方が、汚いと言われてしまうのです」

 なぜ大食いのギャル曽根が、彼らを凌ぐようになったのだろうか。

「彼女は08年の著書『ギャル曽根の大食いHappy道~食べても食べても太らない~』(講談社)の中で、〈タレント活動する上での私の武器は大食いだけ。タレントを長く続けるにはこれだけではだめだ〉と考えたことを明かしています。つまり彼女は、大食いのみならず、美味しそうに見える食べっぷりも会得したわけです。これまでの食レポは、いかに言葉で美味しさを伝えるかでした。そこに決め台詞を入れたのが石塚さんと彦摩呂さんでした。アンジャッシュの渡部建(48)は、さらに素材の説明、調理人の技なども詳細に説明し、グルメ王とまで呼ばれました。しかし、完食することで美味しさを伝えるのは、誰にでもできることではありません。彼女の独壇場は当分続くかもしれません」

週刊新潮WEB取材班

2020年12月24日掲載

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