宮内庁長官「小室圭さん」への異例の苦言を読み解く 背後に美智子さまのご憂慮

国内 社会

  • ブックマーク

Advertisement

一線を越えた発言

 眞子さまと小室圭さんの結婚問題に関し、西村泰彦宮内庁長官は12月10日、「(小室さん側に)説明する責任がある」と異例の苦言を呈した。背景には、眞子さまの御身を案じられる美智子上皇后のご心痛があるという。

 ***

 小室佳代さんの金銭問題について、これまで「あくまで小室家の問題」として言及を避けてきた宮内庁にとって、今回の発言は一線を越えるものだった。さる宮内庁関係者は「この発言には、宮中のご意向が大いに反映されています」として、次のように語る。

「長官がここまでイレギュラーな発言をしたのですから、その背後にいらっしゃるのはおのずと四方、すなわち天皇皇后両陛下と上皇ご夫妻となります。中でも今回は、もっぱら上皇后さまの強い“ご懸念”が影響しています」

 上皇后さまは3月末に高輪に移られて以降、外出を控えておられるが、時折かつてお仕えした幹部職員らと面会なさることがあるという。

「そうした時、必ずしも楽しい話題だけでなく、ネガティブなお気持ちを露わになさることが少なからずある。なかなか人とのご対面が叶わず、ご心配ごとが胸のうちに積もっておられるのだと拝察いたします」(同)

 美智子さまは、初孫の眞子さまのご結婚について“急ぐのではなく、日々の公務と向き合い、邁進してほしい”とお考えだったというが、

「上皇后さまのお気持ちには添わぬ形で眞子さまは初志を貫き、小室さんとの結婚を選ばれた。静かに見守りたい気持ちはやまやまでしょうが、秋篠宮殿下が3年越しで『相応の対応を』と呼びかけているにもかかわらず“無視”を決め込んでいる小室さんには、上皇后さまも大いに不信感を抱かれています」(同)

 こうした不信感が長官を動かし、今回の苦言に至ったというのだ。12月17日発売の週刊新潮では、小室母子と元婚約者の男性との間で行われた「三者協議」を改めて検証する。

週刊新潮 2020年12月24日号掲載

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。