「今井絵理子」息子が中卒でプロレスデビュー 会場の今井議員に声をかけると

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 安倍内閣では内閣府政務官に抜擢、今秋には国対副委員長に就任など、かつての不倫騒動をバネに今井絵理子参院議員(37)がご活躍の様子である。すると今度は、ご子息がプロレスラーとしてデビューし、注目を集めているのだ。

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 今井議員は16歳から女子プロレスファンだった。

 永田町関係者によれば、

「かつて全日本に所属していた伊藤薫さんというレスラーと旧知の仲だそうです。伊藤さんが経営する都内の居酒屋で食事をすることもあるそうですよ」

 永田町でも、先月19日に発足した超党派の格闘技議連に事務局次長として参加している。

「議連会長は馳浩元文科相、事務局長は須藤元気参院議員で、ともに格闘家。プロレスや格闘技団体の支援を行っていきます」(同)

 先月末の参院本会議では手話を交えて質問を行った今井議員。メディアにも取り上げられ、“一線は越えていない”と不倫を釈明していた当時のように注目度が増しているのだ。

 そこへ、生まれつき耳が不自由な16歳の息子が高校に進まずプロレスデビューしたのだから、マスコミが放っておくわけがない。

 今月3日、フジテレビのインタビューで今井議員は、

「その人生を私は陰ながら支えていこうと決めました」

 そう母親としての感慨を語っている。

「腹の据わった人」

「今井さんから“息子の礼夢(らいむ)を高校に行かせずレスラーにしたい”と相談されたんです」

 とは、礼夢選手が所属するプロレス団体「HEAT-UP(ヒートアップ)」代表の田村和宏氏だ。

「元々知り合いだった今井さんから“息子がプロレス好きなので”と頼まれ、礼夢は中学1年の頃からここで週1、2回、汗を流していたんです。練習試合をする際は自分でリングネームをつけてね、本当にプロレスが好きな子です。高校に行かずプロになりたいというのは彼の夢。私は高校くらい行った方がいいのではと、今井さんに言ったけれど、行かせなかった。息子の決断を応援する彼女は腹の据わった人ですよ」

 そこはさすが12歳で芸能界入りしただけある。さらに、息子のデビュー前には今井議員が道場を訪れた。

「本番で穿くコスチュームのショートパンツを持ってきたんです。二人で相談して業者に発注したそうで、今井さんは“新人らしく地味にしましたよ”と言っていましたが、実物は紫と白のド派手なパンツ。思わず苦笑いしてしまいました」(同)

 結果、7日のデビュー戦ではその田村氏を相手に惜しくも敗戦。

 会場に来ていた今井議員に声をかけると、

「(コスチュームは)大人っぽかったですね」

 母親の存在により、ご子息にスポットライトが当たる形に。国会というリングでも政府や野党を唸らせる“技”を繰り出していただきたいものである。

週刊新潮 2020年12月17日号掲載

ワイド特集「戦いのゴングは鳴った」より

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