藤井聡太、最年少200勝も三冠は当面お預け、史上最年少記録の最難関は?
将棋の藤井聡太二冠(棋聖、王位)が11月20日に行われた王将戦挑戦者決定リーグで木村一基前王位(47)に勝利し、公式戦通算200勝を達成した。18歳4か月の達成は、羽生善治九段の19歳1か月を抜き、これも史上最年少。とはいえプロ入りから4年1か月での達成は、羽生の最短記録(3年11か月)に及ばなかった。叡王位のように羽生が若き日にはなかったタイトルが新設され、対局数も増えていることから見れば、やはり羽生はすごかった。
藤井は、7人の強豪が総当たりで戦う王将戦リーグを勝ち抜いて渡辺明三冠(王将、棋王、名人)に挑んでの三つ目のタイトルを目指していた。...