「湘南爆走族」から33年、相変わらずの「織田裕二」、「江口洋介」俳優人生の分岐点

エンタメ 芸能 2020年11月19日掲載

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 織田裕二(52)と江口洋介(52)、ファンならお分かりだろうか、年齢も一緒ならデビューもほぼ同じ。なのに、現在の立ち位置はかなり違う。テレビも映画も主役しかやらない織田と、脇役でも味を出すようになった江口の差はどこから来たのだろうか。

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 10月まで織田は「SUIT/スーツ2」(フジテレビ)に主演し、辣腕弁護士を演じていた。シリーズ第2弾だったが、コロナによる中断という不運もあってか、平均視聴率は8・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯:以下同)と振るわなかった。

 一方、江口は現在「七人の秘書」(テレビ朝日)に出演中である。主演は木村文乃(33)で、江口の役はラーメン屋だ。もちろん、影の秘書軍団の元締めという裏の顔がある重要な役どころだが、今のところラーメンを振る舞うシーンばかり……。芸能記者は言う。

「相変わらず主演ばかりの織田に比べて、最近の江口は脇役、悪役も演じるようになってきた。しかも今回は、ラーメン屋のオヤジです。正直、よく受けたなあと思いました」

「湘南爆走族」

 なぜ、この2人を比べるかと言えば、出自が一緒だからだ。

 織田と江口の共演と言えば、91年の月9ドラマ「東京ラブストーリー」(フジテレビ)を真っ先に思い浮かべる人が少なくないだろう。

 トレンディドラマの先駆けで、平均視聴率は22・9%で、最終回には32・3%を記録した。リカ役の鈴木保奈美(54)と優柔不断なカンチ役の織田のW主演で、2人の関係を中心に物語は進んだ。江口が演じたのはカンチの幼なじみで、いまで言う“チャラ男”だった。

 この作品で織田と江口は多くの女性ファンを獲得した。だが、それ以前にも共演作はある。

 2人が最初に共演したのは、1987年の映画「湘南爆走族」(山田大樹監督)である。少年キングに連載された吉田聡の同名暴走族マンガが原作だ。

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