「200勝」「2000本安打」達成目前だったのに…大記録を逃した選手「それぞれの事情」

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 プロ野球の世界に足を踏み入れた選手であれば、投手なら通算200勝もしくは250セーブ、打者なら2000本安打、すなわち「日本プロ野球名球会」入りの条件をクリアすることが大きな目標となるだろう。今シーズンでいえば、巨人の坂本勇人が通算2000本安打に向けてヒットを量産していることが印象的だ。その条件は一流プレーヤーの証とされるからであり、特に名球会が誕生した1978年以降はその傾向が強くなった。だからこそ、現役の晩年を自覚しながらも記録達成が近づいた選手は何とかしてクリアして自らの野球人生に花を添えようと最後の力を振り絞るのだ。...

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