「紀子さま」 結婚直後の“軽井沢デビュー”と「ご懐妊」発表直前、吹雪の中で

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「おめでたでは……」と囁かれていた

 さて、雪の中のお二人を捉えた写真について。

 ご懐妊発表から1ヵ月ほど遡った2月17日、新潟県塩沢で開かれた国体冬季大会・スキー競技会の開会式に出席された秋篠宮ご夫妻だ。

 この日は激しい吹雪。気温はマイナス2度の寒さ。今から考えると、この時すでに妊娠されていたのだ。

 ご夫妻はその後、3月3日に群馬県前橋市の利根川河川敷でサケの放流式に出席。「赤城おろし」の寒風が吹くなか、1時間以上も同席され、帰京後、紀子さまは頭痛や食欲不振を訴えられていた。

 そして、6日の皇太后さまの米寿の祝賀を欠席され、8日には楽しみにされていたミュージカルの日本公演の観劇も取りやめに。

 理由は「風邪」とされていたのだが、皇室記者たちの間では自然と「おめでたでは……」と囁かれていた矢先の「ご懐妊発表」となったわけだ。

 宮内庁関係者に聞くと、

「90年秋から91年の初めにかけて皇室には大きな行事が続いていました。11月には天皇陛下の即位の礼があり、2月23日には皇太子の立太子の礼が行われた」

「そういう時にご懐妊中だと、何かと不自由かと察せられるが、即位の礼も立太子の礼もつつがなく終わり、当面、大きな行事が控えていない今の時期は、なんといいますか、結果としては絶妙のタイミングだったと思われます」

 第一子となる眞子さまが誕生されたのは、10月23日のことである。

週刊新潮WEB取材班

2020年11月8日掲載

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