ベランダで物想いの「紀子さま」 皇籍離脱も口にされた「秋篠宮さま」 婚約までの3年余

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お妃教育の中身とは

 そんな中、当の3LDKの宿舎のベランダには、物想いに沈む紀子さまの姿があった(写真)。婚約内定が報じられる少し前、1989年初夏のことである。

 留学中の秋篠宮さまに思いを馳せていたのか、あるいは皇族の一員となる重圧を思われていたのか。

 少なくとも、この後にはお妃教育が待ち受けていた。

「まず教養科目としては、毎月詠じて天皇陛下に捧げる習慣になっている和歌。それから書道、英語など。皇族のお心得、マナー、エチケット、歴代天皇の事業や功績を中心とした歴史。それに皇室の儀礼、儀式、伊勢神宮の神道行事なども覚えなければなりません」(先の記者)

「結婚の儀」には経費として、約9000万円の予算が計上されており、披露宴に当たる「祝宴」「茶会」には、延べ1000人前後が招かれた。

 そして、結婚と同時に創設された秋篠宮家には約3400万円の皇族費が支給されている。

週刊新潮WEB取材班

2020年11月6日掲載

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