「巨人優勝」で思い出す18年前の出来事 「目の前の勝負には敗れる。しかし優勝は手にした」
物議を醸した、優勝確定直後のファンへの挨拶
巨人が2年連続38度目のリーグ優勝を決めましたね。早く優勝を決めて欲しいと思う反面、「乃木坂46の白石麻衣さんの卒業コンサートと被らないでね。あと敵地じゃなくてドームで優勝決めてね」なんて願っておりましたので、見事に2つの願いを叶えてくださいました巨人軍の皆さまには、感謝以外の言葉が見つかりません(あくまでも偶然でしかありませんが)。めでたしめでたしでございます。
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「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
松浦静山の言葉を、当時東北楽天イーグルスの監督を勤めていた野村克也さんが引用し、野球ファンの間では話題になりましたが、今年の巨人の優勝の瞬間はまさにこの言葉が頭を過りました。
マジック対象チームの中日が大敗し、もう一方の対象チームである阪神の勝ちがなくなり優勝が確定。
マウンド上に立つ巨人のビエイラ投手はヤクルトの最強打者村上宗隆選手の胸元に160キロ超えのストレートを投げ込み見逃し三振に。
討ち取ると渾身のガッツポーズを決めましたが、このガッツポーズは自信のあるストレートで三振を取れたこと、チームに負けがつかなかったことに対するそれであって、優勝が決まったことを知ってのガッツポーズではなかったように思えました。
ベンチに足早に帰って2度びっくり的な雄叫びを上げていたので、恐らく私の予想が当たっているのではと思っております。
そしてその後場内アナウンスで巨人の優勝が知らされると、10回裏の巨人の攻撃を待たずして選手・コーチ陣がベンチからグラウンドに出てきて、来場したファンの皆さまに対して両手を上げて挨拶をなさいました。
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