伊藤健太郎の今後は?「ひき逃げ」「死亡事故」を起こした芸能人11人の事例を検証

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死亡事故を起こした芸能人

 飲酒運転の上、ひき逃げ事件を引き起こしたのは吉澤ひとみ(35)だ。当時の報道は「これほど悪質な道交法違反を犯した芸能人は珍しい」とある。

 執行猶予5年は法曹関係者も相当に厳しい判決だとされたが、それよりも吉澤が引退に追い込まれたほうが印象深い。いわゆる刑事罰より社会的制裁が重かった代表例と言えるだろう。

 次に参考のため、芸能人が引き起こした死亡事故を見てみよう。これも表にまとめてみた。

 被害程度が全く異なるため、加害者となった芸能人の「心理的影響」や「社会的制裁」を見てみたい。

 まず現在も活躍しているのは、表の上から堤大二郎(59)、大竹まこと(71)、速水けんたろう(58)の3人だ。

 堤の場合はドラマ撮影中の事故だった。当時の報道を見ると、撮影班が安全策を講じなかったのではないかという指摘も少なくなかった。

 大竹は、被害者が赤信号を無視した可能性が存在した一方で、彼は道交法に違反していなかった。救護義務も果たし、早朝まで実況見分に立ち会った。

重い自責の念

 桜井堅一朗(46)──という名前に心当たりがない方もおられるだろうが、桜井氏は当時、フジテレビのアナウンサーだった。

 大学生の時は早大野球部に所属し、ポジションはピッチャー。1997年、フジテレビにアナウンサーとして入社したが、4年目の2001年に死亡事故を起こした。

 ちなみにこの事故は、桜井氏が回転禁止の直線道路で車をUターンさせようとしていた時、バイクが衝突したというものだ。

 伊藤容疑者も千駄ヶ谷の道をUターンしようとした際、事故を起こした。

 桜井氏は2005年にフジテレビのスポーツ局に移動となり、ディレクターを経て現在はプロデューサーだという。

 一方、死亡事故を引き起こしたことが、芸能活動に大きく影響を及ぼしたのが、故・根津甚八さん(1947〜2016)と、フジの局アナからフリーアナに転進した千野志麻さん(43)だ。

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