巨人、育成指名の唐津商「坂本勇人」 打撃フォームも「坂本勇人内野手」にソックリ

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練習では竹バットを使用

 高校時代は、ソフトバンクの甲斐拓也捕手や広島の曾澤翼捕手の動画を見て研究していたという。甲斐は、左足をやや前に出して、捕球後スローイングの動作に入りやすいようにした。この動きを取り入れて、セカンドへの送球タイムが縮まったという。一方、配球面では曾澤を模倣した。投手の調子を見て、どの球を生かせるか研究しているというのだ。

「坂本は、昨年から練習の時は金属バットではなく、竹バットを使用するようになりました。プロを意識していて、早い段階から木製バットに慣れようとしていました」(同)

 坂本クンの今後についてはこう話す。

「巨人に指名されたといっても、育成ですから、まだプロ野球選手ではありません。まずは、支配下選手になることですね。プロは厳しい世界。挑戦権を与えてもらったわけですから、全力でやるしかありません」(同)

 同じチームに、同姓同名選手がいることに関しては、

「巨人に入ったことは、宿命なのかもしれません。坂本内野手は本当に素晴らしい選手。彼の名にも恥じぬよう、頑張って欲しいですね」(同)

週刊新潮WEB取材班

2020年10月31日掲載

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