「鬼滅の刃」の韓国公開発表 「文在寅」の「反日不買」運動を一瞬で破壊した底力

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グッズ販売も絶好調で人気に便乗する人たち

 さらに関連グッズの売れ行きも絶好調で、韓国最大のオンラインショッピングサイトで「鬼滅の刃」を検索してみたところ、約6万件のアイテムが販売されていた。

 1万ウォンから数百万ウォンの炭治郎や禰豆子、我妻善逸などのフィギュアや腕時計、日輪刀、キーリングなど各種キャラクター玩具製品が目につく。

 購入者は「娘にプレゼントしようと買った」、「とてもきれいで気に入った」。「すべてのキャラクターを所有したい」、「誕生日プレゼントで買ったが、友達が心から気に入っている」などの感想を書き込んでいる。

 各商品には100余りのレビューがつき、ほとんどが4・5/5・0の評価を得るなど、「鬼滅の刃」関連商品を購入した満足感でいっぱいだ。

「鬼滅の刃」は、慰安婦問題や文在寅政府の反日不買運動を凌駕して、韓国のマニアに慰安と喜びを与えているのだ。

 日本のアニメーションは1960年代から本格的に韓国に輸出され、韓国社会に根を張り、大きな影響力を誇っている。

 1990年代から2000年代初めにかけて「美少女戦士セーラームーン」、「名探偵コナン」、「ドラゴンボール」、「スラムダンク」などのアニメや映画は高い人気を集めた。

 スタジオジブリの宮崎駿が監督した「崖の上のポニョ」(2008)、「ハウルの動く城」(2004)、「千と千尋の神隠し」(2001)はもちろん、最近では「ワンピース」が人気を博した。これらの成功の系譜に「鬼滅の刃」は連なっている。

 昨年、徴用工の賠償判決や慰安婦の合意の破棄などといった文在寅政権の反日政策が、韓国社会で大規模な反日不買運動を引き起こした。

 しかし、「鬼滅の刃」のほか、カメラ、自動車、プレイステーションなど日本に依存してきた精密機器の消費が衰えることはなく、反日政策は虚構のレベルにとどまらざるを得ないようだ。

チャン・ヘウォン記者

週刊新潮WEB取材班編集

2020年10月30日掲載

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