本仮屋ユイカが語る「SNS」との向き合い方 YouTubeで変わったファンとの関係とは
「ユーチューバーマインドになってるかも（笑）」
――YouTubeやSNSを通して、ファンとの距離感が変わってきたのですね。
「昔だったら、ドラマの放送前にオフショットなどを出すことはあまりありませんでした。でも、逆に今はそれが普通になっています。
時代の流れに追いつくなかで、ファンとの距離感も変わってきますよね。多分、コロナがなかったらYouTubeをやることもなかったですし。
コロナで撮影が中止になっていた分、動画制作をしやすかったですけど、最近は撮影も再開してきているので、すっごく大変です…！
なので、毎日アップしている人は本当にすごいと思います。息をするように動画が作り出せるんだろうなあ、と。
でも、私も放送中のドラマ『片恋グルメ日記』の撮影のとき、『楽屋モノが撮れる！』と思ったので、かなりユーチューバーのマインドになってきているのかもしれない（笑）。
演技の場合、台本があればゴールがわかりますけど、YouTubeは何が正解で、視聴者が何を求めているのか常に手探りです。でも、会う人が半笑いで「ユーチューブ観てます（笑）」と言ってくれるのを見ると、『やっててよかったな』と思います。初対面でも距離が近いような気がして」
好きな人がバレると恥ずかしい
――ドラマ撮影のお話が出ましたが、見どころは？
私が演じるコロは漫画編集者で、平岡祐太さん演じる営業部の八角直哉が食事するシーンを目撃して一目ぼれします。男の人がかわいい女性に萌える、というのはよくあると思うのですが、今作はその逆なので、そこが珍しいポイントだと思います。
コロはその後、八角が訪れる飲食店を巡る「食事ストーキング」を行うのですが、登場するお店は全て実在するんです。どのお店も本当に美味しいので、ドラマを見た方はぜひコロの気持ちになって食事しに行ってほしいです（笑）。
コロは漫画編集者ですが現実の恋には疎く、きっと初恋だと思うんです。初恋のときって、相手のことが好きだと周囲にバレると、すごく恥ずかしいじゃないですか。演じていて、中学生の頃のことを思い出すから、すっごく恥ずかしかったんです（笑）。
ストーリーが進むにつれて、最初は食事にあまり興味がなかったコロがどんどん食べることに興味を持っていきます。好きな人のことを知るために変わろうとするコロの姿にぜひ注目してみてください！
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