名脇役「正名僕蔵」が躍動する「DIVER」 「福士蒼汰」は悪人役に見えないけど

エンタメ 芸能 週刊新潮 2020年10月22日号掲載

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 いつかたっぷり描きたいと思っていた俳優、それが正名僕蔵(まさなぼくぞう)。度の強い眼鏡のせいでつぶらな瞳、頭頂から奏でるハイトーンボイス。太々しさと憎々しさの中に宿る知性と懐かしい昭和の香り。私だけじゃない。担当編集Aも正名僕蔵が好物。ふたりでドラマの話をしても、イケメン俳優に興味ゼロ、なぜか正名談義になる。

 朝ドラにも登場。ぼんやりふんわりしとった「エール」だが、峯村リエと梅沢昌代と正名の投入で、急に活気づいた(私が)。正名は主人公の作曲家(窪田正孝)に曲を依頼する映画会社の人だ。...

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