13人コロナ感染のロッテ 球団の不可解な説明とくすぶる“ススキノ感染源説”

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「札幌で外出はあったのか」本誌の質問に完全スルーした球団

 そこでデイリー新潮は、「徹底したコロナ対策とは何か」「札幌遠征中の『誰1人外出していない』は感染者を指すのか、選手スタッフ全員を指すのか」「同じポジションで感染者が被ったことについてどう思うか。対策は講じていたのか」など5項目にわたる質問状を球団に送った。

 回答は下記の通りだ。少々長いが、全文掲載する。

「マリーンズでは手洗い、うがいの徹底を指示し、球場内の様々な場所に消毒液を置き、こまめに消毒を行える環境を作っています。選手等のマスク着用はグラウンド以外では徹底させています。選手を含むチーム関係者には起床時、球場入り前と毎日2度の検温と同居人を含む毎日の行動記録等の報告を義務付けています。また球場内での導線分けを行い、選手を含むチーム関係者とそれ以外の方が直接の接触は避けるように配慮をしています。球場内、遠征先宿舎の食事会場では対面での食事をしないようなレイアウト作りを行ってきています。PCR検査は毎月、実施をしております。これら、これまで取り組んできた新型コロナウィルス感染症対策については選手、スタッフ、関係者全員に再度周知徹底を図ってまいります。そして今回から試合中、グラウンドにいない選手はベンチでマスク着用を義務付け、一、三塁ベースコーチもマスク着用をするなど、さらなる対策の強化にも取り組んでいきます。なおルールに違反しているものはおりません」

 札幌での行動についての質問は完全スルー。果たして……。

週刊新潮WEB取材班

2020年10月9日掲載

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