シンガポールの人間扱いされない「外国人メイド」 冤罪、暴行、タダ働きの深い闇
東南アジアの優等生として知られるシンガポールで、今、ある判決が波紋を呼んでいる。経済界の大物として知られる人物が、雇用していた外国人家事労働者(以下メイド)を窃盗の容疑で訴えていた裁判で、メイドに逆転無罪の判決が下されたのだ。事件からは、シンガポール社会が抱える闇も浮き彫りになってくる。東南アジア情勢に詳しいジャーナリストの末永恵氏がレポートする。
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